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プロとはなんぞ

こんにちは。プロフォトグラファーの関です。

忙しいと思いきやスケジュールが急遽変更になり暇になったり、
相変わらずな生活をしています。


先日、スタジオグラフィックスさん主催のポートレート撮影セミナー(志賀高原編)6/1-2
の講師を務めさせていただきました。

参加者は他の講師の方々よりも高額にも関わらず、なんと参加者は満席の20名を超えました!

SNSでもフォロワーが少ない僕ですが、これだけの人数が集まったのもスタジオグラフィックスさんのお力があったからだと思います。

タムロンさんとのサポートもあり、最新の35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDというレンズも使うことができました。
なんというか、万能レンズすぎて超広角15-30mm F2.8とこのレンズあれば十分ポートレート楽しめるじゃないかと思えるくらい素晴らしかったです。

SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A041)
D5A_0113zz.jpg

35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043)
D5A_0292s.jpg


作例も踏まえて、この最新のレンズの良さを6/18に日石横浜ホールで開催されます
フォトアクセサリー・フェアPAFにおいて2ステージセミナーをします!

【タムロンセミナー】
「新製品35-150mm F/2.8-4で撮る/ポートレート」
時間:12:20~13:10
場所:日石横浜ホール Aステージ


【SAEDAセミナー】
ステージB6 15:50-16:40
Loupedeck+を使って作業効率をUP!驚くほど変わる現像方法のコツをご紹介

大量の写真の現像が面倒、Lrのパネルをマウスを使用すると移動だけでも大変。それらを全て解決するLoupedeck+。活用方法と現像のポイントをご紹介。


恐縮ですが、2回講師を務めさせていただく機会をいただきました。

「今年はPhotoNEXTで何かやるの〜?」という声をいただきますが、

今年はPAFでやります

宣伝はこの辺にしておいて本題に入りたいと思います。


あ、そうそうTwitterにて知り合いのカメラマンのごじゅ君の星空ポートレートの写真がバズって30万ファボ♡
ってて「すっげぇぇぇdrftgyふじこlp@;」ってなりました。

星空ポートレートがもっと世間に広まったと思うと自分のことのように嬉しいです。

彼の今後の活躍が楽しみです(^-^)

と言いながらめっちゃ悔しがっている自分がここに。笑
長野は石川に勝てなかった!悔しい!w



さてさて、今回の「プロとはなんぞ」というお題。

以下Wikipediaからの引用
プロフェッショナル (英:Professional)、略して「プロ」は、本来の意味は「職業上の」で、その分野で生計を立てていることを言い、「公言する、標榜する」が語源である。対義語はアマチュア (英:Amateur)。類義語にエキスパート (熟練していること 英:Expert、対義語は 英:Inexpert )、スペシャリスト(特化していること 英:Specialist、対義語は 英:Generalist )がある。
しかし、日本語としての「プロ」という言葉には、派生として以下の意味が含まれる。
「認定プロ」のこと。統括する団体が認定した人。プロゴルファーやプロボクサーなど。多くの団体では賞金支給の対象になる。
専門家のこと。ある分野について、専門的知識・技術を有しているひと。
そのことに対して厳しい姿勢で臨み、かつ、第三者がそれを認める行為を実行している人。
複数のグレードがある場合、高機能、高耐久性として上位バージョンや装飾を廃した下位バージョンとしてつけられる。

以上引用終わり


つまり簡単に言うと派生として色々な意味が含まれているので、これといった定義は各分野によって変わるということです。

僕の身近なもので言うと写真やスノーボード、アーチェリーがあります。

まず、スノーボードに関しては様々なプロスノーボーダーと関わっているので何とも言い難いところです。
ひとつは日本スノーボード協会(JSBA)の公認を受けた場合、プロと名乗れるみたいです。
ただ、スノーボードだけで食べていけるのかと言えば現実は厳しく、スノーボードに関係ないバイトや別の仕事をしながら活動しているというのが現状のようです。
この辺は初心者の僕が何か言える立場ではないので、割愛したいと思います。

アーチェリーに関しては、日本は後進国であり未だにプロがありません。
実際にアーチェリーのみで生活している人もいます。
ただ学校の職員だったり、企業に雇われた上で活動していたり。
アーチェリーの世界で強豪といえば、韓国を筆頭に、アメリカ、ドイツ、ロシアなどあります。
やはりそういう国にはプロ制度があります。
韓国では金メダルを取ると年金もらえるようになります。

日本も、金メダルを取ったら年金もしくは免税されるという制度を取り入れるべきです。
プレイヤーの士気アップ、成績向上に繋がります。

プロ制度って大事だと思います。
僕もアーチェリーにプロ制度があったらプロの道を選んでました。


さて、ここからが一番の本題。

写真に関してのプロとはなんぞや。

僕が一番気にしている部分でもあり、どうでもいいとも思える部分でもあります。

なぜなら、アーチェリーと同じで写真業界においてプロ公認制度というものが無いからです。

つまり自称プロです。

そのプロの定義においては色々なところで議論されていますが、ここからは僕個人としての意見です。
不快に感じるプロのカメラマンさんもいると思うので、ここから先を読む方は

「そういう考え方もあるんだな」

っていう風に思うだけにしておいてください。

議論するつもりは一切ありません。



今まで沢山のカメラマンさんやSNSなどの記事を読んで、
プロの定義としていくつかパターンがあるなと感じたので紹介します。

お金を貰った時点でプロ
これに関しては週末カメラマン、いわゆるウェディングカメラマンに当てはまることが多いのではないでしょうか。
お金を貰ったら責任を持たないといけないし、第三者から見てプロならプロでしょう。

専門分野の撮影をしているからプロ
広告、報道、スポーツ、スタジオ専門、野生動物、鉄道...etc
様々な分野を極めて、撮るだけじゃなくもっと内面的な部分まで理解しているからプロ。

写真だけで生計をしているからプロ
これはもう、プロ中のプロでしょう。誰もが納得できます。
写真だけで生計している人のみが入会できる写真家協会などがあります。
公認プロと言えるでしょう。
(別に入会していなからプロじゃ無い訳ではありません。写真家として証明する会員証がもらえます)

写真関係のスタジオなどで働いているプロ
これももちろんプロ!


と、様々なプロがあります。

ただ、?なカメラマンもいます。
・本業があるけどバイトカメラマン
・お金だけ稼げればいいという考え方のカメラマン

お金をいただいた時点でプロなんだから関わる以上プロ意識を持って仕事をしていただきたい

と切に思う時が多々あります。

毎回ワークショップやセミナーの講師をしていて

「あ、この人は本物だな!」って思う時があります。

それはいざという時に撮れるスキルを身につけておきたいっていう気持ちを持っている方です。
プロ意識が高くて僕はとても尊敬します

僕も苦手な分野は遠慮なくセミナーにも参加しますし、勉強しています。


世間では一般的にプロカメラマンというと

・カメラに詳しい
・写真が上手
・何でも上手に撮れる

こういう認識です。


もちろん得意なジャンル、不得意なジャンルそれぞれあります。

例えば、アニメキャラを描くのが得意という絵描きさんもいれば、油絵を使ったリアルな風景を描くのが得意な画家。

似てるようで違うジャンル、そして感性が大きく影響するので真似すら難しいです。


しかし、カメラは違います。
同じカメラとレンズを使用すればどのジャンルでもある程度は真似できます。

もちろん合成デジタルアートは感性であり、写真ではないと思っているのでここでは省きます。

プロカメラマンならカメラの操作も一般人よりも詳しく、写真も上手で、ジャンル関係なく撮ることができるべきだと。
それこそがプロカメラマンではないかと思っています。


つまり何が言いたいか。


僕の考えるプロ写真家とは

・写真で生計を立てている
・カメラや機材に詳しい
・写真が上手
・撮影するものの専門知識がある
・ライティングなどの知識もある
・ジャンル関係なくある程度のものは撮ることができる
・レタッチも詳しくできる
・どんな写真も真似できる(要望に応えれる)


ではないかと....

と!

ただの僕のプロとしての目標です。笑

お金をいただいたらプロっていう考え方は変わらないので、
生業にしているかどうかは関係なく責任とプロ意識をもちましょう!


というお話でした。


長文読んでいただきありがとうございました。


僕の企画するワークショップは、普段忙しい人のために短期間で新しい技術や表現の勉強できる場所と考え、ワークショップを企画しています。

今後の仕事にお互いプラスになれば良いと思っています。

志の高い方は遠慮なくご参加ください。

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+ONE 動画コラボレーションセミナー 2019 https://peatix.com/event/682988


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プロフィール

関 一也

Author:関 一也
公益社団法人 日本写真家協会会員(JPS)
美容師
色彩コーディネーター 3級
CPS/NPS/SPS/FPS/OGPSプロサポート会員

長野理容美容専門学校卒業 2011年より美容師として活動すると同時に写真家としても活動を開始。
写真家『礒村浩一』氏に師事。
+ONE Film Worksを設立。
星景ポートレートの第一人者。
写真、動画、ジャンルを問わず総合写真家として活動中。
主にポートレート、ウェディング を中心に風景、物撮り、スポーツ、広告、
ストロボ、写真&動画の講師、カメラ雑誌の執筆、寄稿、TV関連の動画撮影などを行う。
人と星をつなぐをテーマに星景ポートレート作品を作っています。

プロフォト&ビデオグラファー
資格 美容師
アーチェリーコンパウンド全日本選手権4連覇🏹
元アーチェリー日本代表🇯🇵
このブログは、自分の頭の整理の場としていますのでよろしくお願いします。

Nikon/Canon/Sony/Olympus/Fujifilm
D5/D810A/1DXmarkII/C300markII/α7RIII/FS5II/E-M1markII/GFX50s

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